ライターのSEO対策といえば、Google基準に沿って記事をつくるのが土台です。
ただ、Google以外にも検索エンジンはあるので、他の検索エンジンの基準も知っておきたいところです。
Bingにおいて大切なこと
マイクロソフトが提供しているBingは、Googleと同じようにインデックスが重要です。Bingはアメリカ発祥で、日本では6%くらいしかシェアされていません。
サイトの表示を最適化するコンソールと同じ機能のWebマスターツールがあります。データベースに記録されないと評価されないので、リンクをたどってページにたどり着くクローラーが探しやすいページつくりをしましょう。
ただ、これはGoogleと同じSEO対策なので、Bing用の工夫はWebマスターツールを導入するだけです。Window10を使っている人はBingを使う人が多いので、取り入れてみてください。
Bingは国内よりも海外でよく使われているから、海外からのアクセスを増やしたい場合に気を付けるとメリットがありますよ。
Yahoo!JapanSEOの決まりごと
Yahoo!Japanも国内で人気の検索エンジンなので、SEO対策をした方がいいです。
ただ、Yahoo!Japanの基準は、Googleの項目の中に入っているので特別な工夫はいりません。
Yahoo!Japanは、日本だけではなく海外からも使えます。Googleの項目は世界共有なので、多言語のサイトをつくるときもGoogle基準のSEO対策が有効です。
ユーザーが欲しいであろう情報を盛り込むこと、読みやすく分かりやすい文章にすることなどが求められます。「これを読んだ人がどう感じるか」を考えながら記事を書くとうまくいきやすいです。
その他の検索エンジン
有名な種類のSEO対策をすることはライターにとって基本的なことですが、複数ある検索エンジンの中で忘れがちなものもあります。
1995年からMicrosoftのMSN、格安プロバイダもあるExcite、女性向けの楽天WOMANも提供しているInfoseek楽天、LINE株式会社がやっているLivedoor、NTTコミュニケーションズが運営しているOCNなどがあります。
すべての検索エンジンの基準に合わせてSEO対策することはできませんが、もしGoogleの対策をしているのに結果が出ない場合は、別の検索エンジンの基準を参考にしてみるのもひとつの方法です。
たくさんの検索エンジンがあるのでシェア率が高いものを基準にするといいですが、少数派エンジンも考慮しないといけない場合もあります。
まとめ
たくさんの検索エンジンがある中で、最も使われているものを基準にするだけでもSEO対策にはなります。
ただ、他の検索エンジンにも目を向けると、なかなか結果が出ないときに突破口になるかもしれません。