Googleは「Googleが掲げる10の事実」を 策定しており、ここにはSEO対策のヒントが隠されていると考えられます。
そこで、「Googleが掲げる10の事実」の1つ「情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない」について解釈してみたいと思います。
Googleが提示する本文
Googleは公式に「情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない」について以下のように定義しています。
「世界はますますモバイル化し、いつどこにいても必要な情報にアクセスできることが求められています。Google は、モバイル サービスの新技術を開発し、新たなソリューションを提供しています。スマートフォンから Google 検索にさまざまな方法でアクセスできるだけでなく、メールを読んだり、カレンダーでイベントを確認したり、動画を見たりなど、世界中のあちこちからスマートフォンをさまざまな用途に使えるようになりました。
また、無料のオープンソース モバイル プラットフォームである Android では、さらに画期的な革新をモバイル ユーザーに提供したいと考えています。Android は、インターネットの土台にあるオープン性をモバイルの世界にもたらすものです。Android によって、ユーザーの選択肢が広がり、先進のモバイル体験が可能となるだけでなく、携帯通信事業者、メーカー、デベロッパーにとっては、新たな収益機会が生まれます。」
参考
https://www.google.com/about/philosophy.html?hl=ja
パソコンだけでなくスマホのユーザーにも利便性を
これは解釈しやすいですね、要するにSEO対策において「検索ユーザーは『パソコン』だけでなく『スマホ』などのモバイル端末も使う」ということを意識しなければならないということです。
というよりも、すでに世間的にはインターネット検索を利用するユーザーが使用するデバイスはパソコンよりもスマホの方が割合的に多く、いわゆる「レスポンシブデザイン」に対応していないコンテンツは時代遅れともいえます。
常に最新技術に対応したコンテンツであることを意識するべき
SEO対策はパソコン・スマホ問題だけにとどまらず、その根底にあるのは「最新技術に対応したコンテンツであるべき」という言及であると解釈できます。
昨今「スマート(AI)スピーカー」のように、音声認識によって情報検索するユーザーも増えています。
検索に関係するツールや、あるいは検索エンジンそのものが大きく変化する可能性を捨てきれない以上、何がどのように流行して浸透するかわかりません。
常に最新技術の情報にアンテナを向けておき、必要に応じて最新の利便性に対応したコンテンツを用意できる姿勢を整えておくことが重要なのです。
まとめ
今では当たり前となった「スマホでのインターネット検索」に対応していなければ、少なくとも個人ユーザーを取り込むことは難しいでしょう。
レスポンシブデザインを取り入れつつ、それ以外の最新技術に対応できる柔軟な姿勢を維持することが、SEO対策にも重要な意味を持ってくるでしょう。