WEBマーケティング・SEOの集客をしていると税理士さんや弁護士さんからご依頼されるケースもあります。
リスティングという有料広告など用いるという方法ももちろん、それも収益があれば正解の選択肢ですが、自社のホームページをきちんと整えてあげることで、有料広告と合わせて一般的な検索からユーザーに知ってもらい収益も上がりやすくなります。

ただ、間違ってはいけないのはただSEOの対策すれば良いというものではありません。
SEOの正しいやり方、間違ってはいけないことなど解説していきます。

1.第一優先はユーザー。誰のためのホームページであるか考えること


グーグルから公式発表されているようにユーザビリティを重視するホームページは評価されます。
SEOだけを考えるとたくさんページ数を作って、たくさんページのテキストを書いて…タイトルやディスクリプションの適正化、h1、h2の設定…etc
世の中にこういった情報はたくさん出回っていますが、これ自体は純粋なSEO対策としては有効です。

ただそれ以外にもグーグルで評価する秘密の項目があり、本当にユーザーが使いやすいかもプラスαで評価されます。
どういったものを考えていくか。どういったことをアピールするか。掲載許可を頂いた良いホームページから解説いたします。

2.良いホームページとは?専門性・ユーザーが望むものは何かを考える

不動産と相続に強い専門家【税理士法人スターズ】
https://stars-tax.com/
掲載許可。承諾済み。

実際、私の母が不動産・相続の相談をさせて頂いた税理士事務所さんなのですが(自分は来訪していないのです汗)このホームページを見るとまずわかりやすいのが、一番印象に残るかと思います。
※話好きの母が無料相談でいき、複雑な書類手続きのことから、プライベート的な会話まで、相当話が弾み担当者さんを気に入ってたようです(親身になって聞いてくれたみたいで後日そのままお願いしたそうです)

何を専門としているか。どういうことをしてくれるのか。どうして強いのかの理由。

初めてくるユーザーさんは、何処に頼もうか。そして知らない会社に初めて頼む人が過半数であり、不安が少なからず生じます。

その不安に対してどうアプローチをしていき
・不安な心に対してのデメリットの払拭

どうその業種での特色を打ち出すか
・メリットのアピール(手間がかからない。法律関係も手配してくれるなど)

正直、凄く使い慣れている方は別ですが、ほとんどのユーザーさんはITやWEBに関してはほとんど知識がなく、見たもの。感じたものをそのままにしか受け取りません。
それこそSEOの本質、検索の一番上にあったからとか、住んでる場所から近かったから等、単純な理由で決める人も多い傾向にあります。

それぐらいユーザーの動きは単純で難しい言い回しだったり、少し複雑に専門的なことを書いてしまうと途端に読むのが嫌になり、分かりにくいからいいや…。他を探そう…と。簡単に諦めてしまいます。

もちろん、情報コンテンツなど発信したときは専門的な見解というのも有効なのですが、TOPページや主要のサービス提供のページはできるだけ伝わりやすく、わかりやすく、メリットのアピールとデメリットの払拭。何を伝えていくかは重要な問い合わせを得るためのカギとなってきます。

3.最終的には見えない部分の対応。心証が大事に。


WEBマーケティングの観点から見ると、SEOはあくまでもキッカケ。問い合わせをさせるための導線にしかすぎません。
上記でも書きましたが、ホームページ上の打ち出し=電話やメールで問い合わせしたときの対応も重要です。
(自分自身もコールセンターでアルバイトをして、優良応対の研修に対応テープを使われたり、売上が2年間ずっと1位だったので熟知しています)

今回、母は本当にわからないことが多く、ファーストアプローチは自分の方で行いました。お電話で対応してくださった人の印象が良く、いつ折り返してくれる(その時、担当者が不在でしたが明確に時間を切ってくれました)

問い合わせしてくる人は、ホームページを見て納得して連絡してくれています。ただ、同時に他社に色々アイミツやアプローチしているケースも多いです。

ビジネスでも当たり前のことですが、時間を切らない。曜日を指定しない。疑問を投げかけたのに回答しないで、訪問(興味付けのない段階営業をしようとする)を取り付ける。

こういったスタイルも営業スキルでゴリゴリ実力のある人だと収益になるかもですが、集客だけの部分でなく、社内の管理体制(担当のスケジュール管理)の把握も基礎的な部分ですが、顧客管理の意味でも重要になってきます。

まとめ

ネット集客は今の時代には欠かせない広告媒体の一つです。
どう見せて、何をアピールするか。コンテンツ一つの見せ方でも売上が数パーセント変わってきます。
それと合わせて、基本的な顧客心理を大切にしつつ、自分たちの会社の見せ方、対応一つでも受け取り手の心証は変わるので、対面で仕事している以上に細かくユーザーに配慮してあげるぐらいがちょうどいいかもしれません。

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