検索結果が上位になればなる程、閲覧数が伸びやすいというのは誰しもが知っているかと思いますが、実際にどのくらい影響するのか、検索結果の違いがどれくらい閲覧数の差として表れるのかまで知っている人は少ないのではないでしょうか。
今回は、検索結果が閲覧数にどう影響するか学び、SEO対策の重要性を理解するための解説を行います。
検索結果ごとの閲覧数の差
アメリカのInternet Marketing Ninjas社が調査したデータによると、検索結果ごとに閲覧数には大きな差があることが分かります。
同じキーワードで検索し表示されたWebサイトであっても、検索結果10位のサイトをクリックする率はわずか1.5%なのに対し、9位1.4%、8位1.7%、7位2.4%、6位2.5%、5位3.4%と変化しています。
以降、4位4.6%、3位7.5%、2位10.4%と続きますが、1位になると21.1%にまで急上昇します。
表示された結果に対し、多くのユーザーがまず1位のページをクリックしていること、1位になればそれだけ多くの閲覧数が稼げることが分かります。
クリック数を増やす=上位表示される、ではない
検索結果が上位表示されればクリック数が増加しやすい一方、クリック数を増やすことが直接的に上位表示に繋がるわけではありません。
被リンクを増やす、外部SEO対策をする、ブラックSEO対策をすることによりクリック数を増やせば、手っ取り早く効果が見込めると考えてしまいがちですが、検索アルゴリズムにそれが察知されてしまった場合、検索エンジンからペナルティを受ける可能性があります。
あくまでも、Webサイトで取り上げているコンテンツの質を向上させる内部SEO対策やホワイトSEO対策に注力し、自然にクリック数を増やすようにするのが得策です。
まとめ
SEO対策は、コンテンツの質を高めることを第一として行うのが鉄則です。
悪質な被リンク稼ぎが発見されてしまった場合、検索エンジンからペナルティを受けることとなり、非常に大きな労力とコストをかけざるを得ない可能性もありますので、注意しておきましょう。
しかし、検索順位が上位表示されれば、閲覧数やクリック数に大きく影響するのは確かです。
上位3位以内に入れればかなりの効果が見込めますので、分析ツール等も利用しながら対策を行っていきましょう。