SEOを導入する場合は検索エンジンの意図をくみ取り、それに沿ったサイトを作成することで上位にランクインできます。
検索エンジンの意向を理解できていないと、どんなに時間をかけて作成した記事でもランキング上位に上がったり、大勢に観てもらったりすることはできません。
検索エンジンの意向は時代のニーズに合わせて少しずつ変わっていくので、サイトを運営する以上はそれに合わせることが大切です。特に音声検索が重要視されるといわれているので、ここで予想される今後の展望を解説していきます。
モバイル検索の次は音声検索といわれる理由
例えばGoogleは2015年4月に、モバイル重視のアルゴリズム(計算式)を実施しました。現在はモバイルでのWeb閲覧が50%以上、デスクトップでのWeb閲覧が50%以下となっているからです。
そして次にGoogleが導入するであろうと言われているのが「音声検索」です。
2014年11月に発売されたAmazon Alexa、2016年5月に発売されたGoogleアシスタントなどのスマートスピーカーが発売されたことがその理由です。日本では約6%にとどまっている普及率も、アメリカでは25%以上と言われており、成人の4分の1が所有しています。
またGoogleの音声検索の利用率も日本では20%程度ですが、アメリカでは60%前後といわれており、世界的に音声検索の利用率が上昇しています。
検索の地域規模が縮小する
音声検索では主に「〇〇(地名)、ピザ屋」といった使い方をします。ユーザーによって検索される情報はどんどんローカル化しているので、ローカルビジネスを展開している企業が今度、SEOで上位に浮上する可能性があります。
対策としては地域に根付いたサービスを提供したり、商品を開発したりすることです。さまざまな地域に住んでいる不特定多数のユーザーに向けて情報を発信するよりも、ある程度地域を絞って情報を共有することが重視されるようになるかもしれません。
ソーシャル化へ対応する必要性が出てくる
Googleで人物名や会社名を検索すると、ランキング上位にTwitterやYouTubeなどのアカウントが出てきますよね。
検索をして多くのユーザーが最初に見るのがSNSという流れになってきているので、検索のソーシャル化に対応しておく必要もあります。
検索エンジンよりもSNSで情報を探す人も増えているので、SNSアカウントを活かせるスキルは今度、SEO対策として大きな武器になりますよ。
まとめ
インターネット検索の仕方がどんどん簡略化されていくことが推測されているため、音声検索やSNS検索などの用意をしておきましょう。今後変化していく検索エンジンの意向にも対応できます。