Googleは「Googleが掲げる10の事実」を 策定しており、ここにはSEO対策のヒントが隠されていると考えられます。

そこで、「Googleが掲げる10の事実」の1つ「遅いより速いほうがいい」について解釈してみたいと思います。

Googleが提示する本文

Googleは公式に「遅いより速いほうがいい」について以下のように定義しています。

「Google は、ユーザーの貴重な時間を無駄にせず、必要とする情報をウェブ検索で瞬時に提供したいと考えています。自社のウェブサイトにユーザーが留まる時間をできるだけ短くすることを目標にしている会社は、世界中でもおそらく Google だけでしょう。

Google は、Google のサイトのページから余計なビットやバイトを削ぎ落とし、サーバー環境の効率を向上させることで、自己の持つスピード記録を何度も塗り替えてきました。検索結果の平均応答時間は 1 秒足らずです。

Google が新しいサービスをリリースするときには、常にスピードを念頭に置いています。モバイルアプリをリリースするときも、新時代のウェブにふさわしい高速ブラウザの Google Chrome をリリースするときも同じです。今後も、さらなるスピードアップを目指して努力を続けていきます。」

参考
https://www.google.com/about/philosophy.html?hl=ja

「速い」とは何が速いのか?

Googleは「速い」ことをユーザーの利益として考えているようですが、ここでいう「速い」とは「ページの表示速度が速い」ことであると推測できます。

皆さんも検索エンジンを利用した際、ページをクリックしてから「すぐに全文が表示されるページ」と「開き切るのに時間がかかるページ」があったと思います。

Googleは、前者の方をユーザーの利益になるページと評価するため、SEO対策においても検索結果の上位には表示速度の速いページが位置しやすいだろうと推測できるのです。

表示速度の速いコンテンツを作るには?

いかに表示速度を速められるコンテンツに仕上がっているかがSEO対策に重要であるかがわかります。

ページを表示する際の表示速度の速さは「ページ側の問題」と「検索者側(使用するデバイス)の問題」がありますが、使用するデバイスを固定すれば後はページ側の問題だけが残るのです。

では、表示速度を速められるコンテンツはどのように作ればよいのかといえば、例えば「画像」が挙げられます。

表示しなければならない画像数が多かったり、表示する画像のサイズが大きかったりすると、画像の表示だけで相当な時間を費やす可能性が高くなるのです。

必要最低限の画像数に収め、画像のサイズを圧縮するなどの工夫をすることで、画像が原因の表示時間の遅延を防ぐことができるでしょう。

その他にも、自身のコンテンツが表示時間が長い場合は原因を特定し、解消することで表示時間を短縮するように工夫してください。

まとめ

Googleは「速さ」を利益として重視しており、SEO対策においてもコンテンツの表示時間の早さが検索結果の順位に影響している可能性は十分に考えられます。

画像などページの表示時間に影響する原因を洗いざらいにし、可能な限り表示時間を優先できるように工夫することをおすすめします。

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