SEO対策について学ぶにあたって、よく「Googleでは~」「Googleの検索エンジンは~」のように、何かとGoogleが引き合いに出されることが多いです。
しかし、世の中にはGoogle以外の検索エンジンも存在するため、SEO対策がGoogleと直結するのは違和感を感じる人もいるのではないでしょうか?
そこで、SEO対策=Google対策というイメージが強い理由について解説します。
検索エンジンのシェア
日本で利用されている検索エンジンは、デバイスにより異なりますが75%前後が「Google」となっています。
次いで「Yahoo!」が20%前後のシェアを持っており、GoogleとYahoo!を合わせると日本の検索エンジンのシェアの9割以上を占める計算になります。
では、世界ではどうなのでしょうか?
国別で細かく異なるのですが、アメリカやヨーロッパを中心にGoogleのシェアが大きく、世界全体で見た検索エンジンのシェアは約9割がGoogleで占めています。
検索エンジン≒Googleと考えて差し支えない理由
前述の通り検索エンジンのシェアの大半はGoogleが占めているため、SEO対策としてGoogleを強く意識することは理に適っているのです。
では、日本の検索エンジンのシェア第2位のYahoo!は意識しなくて良いのかといえば、実はしなくても全く差し支えないのです。
なぜなら現在Yahoo!はGoogleと同じ検索アルゴリズムを採用しているため、「Google対策をしている=Yahoo!対策をしている」ということでもあるのです。
前述の通りGoogleとYahoo!を合計すると日本の検索エンジンのシェアの9割を占めるため、Google対策をしておけば日本の検索ユーザーの9割に対応できるということになります。
また、前述の通り世界全体でのGoogleのシェアは単独で9割なので、日本だけでなく世界全体の検索エンジン対策も可能になるのです。
今後、検索エンジンのシェアは変わるのか?
よほど画期的な検索エンジンが登場したり、Googleの検索サービスが終了したりしない限り、現状のGoogle一強の時代は長く続くものと考えられます。
そのため、SEO対策もしばらくはGoogle対策メインで考えて差し支えないでしょう。
まとめ
日本だけでなく世界的に見ても検索エンジンのシェアはGoogleが大部分を占めているため、SEO対策=Google対策と考えて差し支えることはないでしょう。
逆に言えば、Googleを意識しないSEO対策は他のSEO対策コンテンツに対して遅れを取るということになります。
Googleの検索アルゴリズムは相応の頻度で変化しているため、常に最新のSEO対策に関する情報にアンテナを向けておくことが重要なのです。