Googleは「Googleが掲げる10の事実」を 策定しており、ここにはSEO対策のヒントが隠されていると考えられます。
そこで、「Googleが掲げる10の事実」の1つ「情報のニーズはすべての国境を越える」について解釈してみたいと思います。
Googleが提示する本文
Googleは公式に「情報のニーズはすべての国境を越える」について以下のように定義しています。
「Google の創業地はカリフォルニアですが、全世界のユーザーにすべての言語で情報へのアクセスを提供することを目標としています。そのため、60 以上の国にオフィスを構え、180 を超えるインターネット ドメインを有し、検索結果の半分以上を米国外のユーザーに提供しています。Google の検索インターフェースは 130 を超える言語で利用でき、検索結果を自国語のコンテンツのみに制限できる機能もあります。さらに Google では、その他のアプリケーションやサービスについても、できるだけ多くの言語と利用しやすいフォーマットで提供することを目標としています。Google の翻訳ツールを使用すれば、自分の知らない言語で書かれた地球の反対側のコンテンツも読むことができます。こうしたツールやボランティア翻訳者の力を借りて、世界中のさまざまな国や地域に対し、サービスの多様性と品質を大幅に向上させることができました。」
参考
https://www.google.com/about/philosophy.html?hl=ja
インターネットは世界中の人が利用している
世界中の人口の、半分以上がインターネットを利用しているといわれています。
世界的に見ると日本のインターネット普及率は20番目に高いくらいであり、国によってはほぼすべての国民がインターネットを利用しているという統計結果が出ているのです。
実際、インターネット検索をしてみると海外サイトにアクセスすることもあると思います。
人によってはインターネットコンテンツを「国ごとに閉鎖的なネットワーク」だと勘違いすることもあるのですが、決してそんなことはなく、私たちはインターネットを通じて諸外国と簡単にコミュニケーションをとることができるのです。
「海外の人が見ているかもしれない」という緊張感を持っておく
SEO対策をするにあたっては「海外の人が見ているかもしれない」という緊張感を常に持っておくことをおすすめします。
コンテンツの内容によっては、特定の国や地域のことを悪く説明する必要があることもあるかもしれません。
もし、その国・地域に人がそのコンテンツを見たら、どのように思うでしょうか?
もちろん事実であれば仕方がないと受け入れる人も多いでしょうが、事実を捻じ曲げていたり、そもそも事実無根の内容を書いたりしていれば印象は最悪になるでしょう。
誰が見ているかわからない、世界規模でそのことを考えなければならないインターネットコンテンツのSEO対策においては、海外の人にも配慮したコンテンツ作りを意識することが欠かせないのです。
まとめ
インターネットは世界中の人が利用しているのであって、決して日本国内で完結するサービスではありません。
世界中の人があなたのコンテンツを見ているかもしれないという緊張感を持ち、特定の杭にや地域に関するデリケートな問題に関して扱う際には相応の配慮をもってコンテンツを作り上げることが、SEO対策にも欠かせない行動となるでしょう。