SEO対策をする上で重要なのは、その時代ごとに合った対策をしていくことです。実は昔と今では、上位表示のための評価基準が異なりました。
今回は、SEOの今と昔について知ることでより効果的な対策が取れるよう解説していきます。
昔はリンクの数が重要だった
昔は、リンクの数こそが人気ページの基準とされていた時代がありました。
外部のページと多く繋がっているということはそれだけ訪れる人の手段も多く、多くの人に見てもらいやすい、評価の高いページとされていたということです。
Webページを評価する基準が今よりも厳密でなかったため、システムの穴を突くようなSEO対策が非常に多く為されていました。
今は量より質が問われるようになっている
継続して発信し続けることに価値が見いだされるようになった
近年は、コンテンツSEOとも呼ばれる技術的なSEO対策が必要になっています。
昔と変わらずリンクの数も重要ではありますが、リンクの質や実際にそこから訪れるユーザーの数が評価されるようになってきました。そのため、昔のような「ただリンクの数を増やせばよい」というような対策はほとんど効果が期待できません。
同じWebページでも継続して情報を発信し続けることにより、検索してWebページに辿り着くユーザーを増やしたり、リピーターを獲得したりすることによって「いいページ」という評価を得られるよう、システムが変わってきています。
量よりも質重視になっていると考えることができるでしょう。
スマートフォンを意識したSEO対策が行われている
昔と比較して圧倒的に異なるのは、Webページを閲覧するツールの違いです。
「モバイルファーストインデックス」と呼ばれるスマートフォン用Webページによる検索順位決定を意識してコンテンツを作成することも多く、文字数、見出し、文字数、アイキャッチ画像など、手のひらサイズの画面上でずっとスクロールしないと読めないというようなコンテンツが避けられるようになってきました。
今や過半数の人がスマートフォンを使用して検索を行うようになっているため、PC用上Webページとスマートフォン用Webページが同じURLであったとしても、上位表示されるのはスマートフォン用Webページになっていることが多々あります。
1文を短く、結論から書き出す、文字数を多くしすぎない、といった対策が取られているページであれば、スマートフォンからの閲覧もしやすくなり、SEO対策として非常に有効です。
まとめ
SEO対策をする際は、Googleなどの検索エンジンがどうWebページを評価しているかを知るのが結果に繋がる近道です。昔と今とはで評価システムが違うということを理解できれば、時代に合わせた対策も取りやすくなるでしょう。
定期的にページを見なおし、繰り返し改善を図っていくのがよさそうです。