検索エンジンからWebページへの流入数を増やす手段としては、SEO対策に力を入れるか、リスティング広告出稿が挙げられます。どちらもメリットがありますが、反対にデメリットもあります。

今回は、SEOやリスティング広告のメリットやデメリットについて解説していきます。

SEOの特徴とは

SEOとは、サーチエンジン最適化(Search Engine Optimization)のことです。

本来は、検索エンジンを利用して特定のキーワードを調べたユーザーに対し、ニーズに合致したWebページを提供するためのシステムではありますが、近年ではこのシステムを利用して自社Webページを上位表示させるための対策を打つ企業も多くなり、「SEO対策」として注目されています。

SEO対策のメリット

SEO対策専門の業者を利用しない限り、基本的に無料で行うことができるのが最大のメリットです。
広告ではないため上位表示されているWebページであるというだけで信頼性が高くなり、実際にユーザーがクリックして閲覧してくれる確立も高まります。

1度上位表示されたWebページはその後も閲覧される確立が高くなるため、安定した結果を得ることができます。

SEO対策のデメリット

Webページの評価をじわじわ上げていくような対策ですので、今日対策を行ったからといって明日から検索結果に変動が出るわけではありません。

検索エンジンの評価アルゴリズムによって順位が更新されるまである程度の時間がかかりますので、急ぎの広告を打ちたい時や掲載期間が決まってるWebページには向かないでしょう。

リスティング広告の特徴とは

リスティング広告とは、検索エンジン上に出す有料広告のことです。ユーザーが特定のキーワードで検索をした際に、そのキーワードと親和性の高いWebページであれば優先的に上位表示してくれるようになります。

あくまでも広告の1種ですので、1クリックに対する値段が設定されています。

リスティング広告のメリット

キーワードや広告料を設定することですぐに反映されるため、急ぎの時にも使いやすいというメリットがあります。

どのキーワードに対して検索上位に広告を出すか、ユーザーが住んでいる地域や年齢など細かいターゲティングが可能ですので、即効性のある手段だと言えるでしょう。

リスティング広告のデメリット

あくまでも「広告」であるため、ユーザーによるクリック数に応じて広告料が発生します。オークション形式で単価が決まることが多く、人気のあるキーワードやターゲット層にアプローチしたいのであればその分広告料も高額になっていくことを覚悟しておきましょう。

また、Webページのタイトル横に「広告」という表示がされてしまうため、本当にユーザーが得たい情報が得られないかもしれないと避けられてしまう恐れもあります。

まとめ

無料でWebページとしてのコンテンツ価値を高めていきたいのであればSEO対策を、掲載期間がある程度決まっていて急ぎで結果を出したいのであればリスティング広告を使用するのが効果的です。

自分の希望に合わせて、効果的なアプローチ方法を考えて行きましょう。

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