ネット記事を見てみると「見出し」が作られていることが多いです。

ユーザーとして見やすい印象を受けるだけでなく、見出しを適切に設定することはSEO対策に有効な手段となるのです。

そこで、見出しタグを使う意味と、正しい使い方について解説します。

見出しタグの意味

SEO対策において「見出しタグ」を使うことには、れっきとした意味があります。

1つ目に「検索エンジンにコンテンツの内容を知ってもらう」ことです。

検索エンジンのクローラーは見出しを見て記事の中身を理解するため、検索ニーズに合ったコンテンツであるかどうかの判断材料として見出しタグは重要になります。

2つ目に「ユーザーにとって見やすいコンテンツになる」ことです。

見出しがあるコンテンツと、見出しのないコンテンツでは、見出しがあるコンテンツの方が見やすくなります。

見やすいコンテンツはユーザーの滞在率やクリック率の高さに影響するため、SEO対策として見出しタグを用いることは重要なのです。

見出しタグの正しい使い方

見出しタグを正しく使うことでSEO対策となりますが、間違った使い方をしてしまうと逆効果になるので注意が必要です。

一般的に見出しタグは「hタグ」を利用し、数字で階層を表します。

<h1>タイトル(大見出し)
<h2>見出し1
<h3>小見出し1-1
<h3>小見出し1-2
<h2>見出し2
<h3>小見出し2-1
<h3>小見出し2-2

このように、 <h1>タグの下に <h2>タグがあり、その下に<h3>タグがあるというように、順番に位置している構図となります。

例えば、この記事のここまでの構成を見出しタグでまとめてみると( <h3>を追加した構図として)、

<h1>SEO対策には「見出しタグ」の意味と使い方の理解が重要!
<h2>見出しタグの意味
<h3>検索エンジンにコンテンツの内容を知ってもらう
<h3>ユーザーにとって見やすいコンテンツになる
<h2>見出しタグの正しい使い方

となり、中身をじっくりと読む前にどんな内容であるのかをある程度は把握できます。

見出しタグの間違った使い方

SEO対策になる見出しタグは、正しく使わないと逆に見づらいコンテンツとなってしまいます。

間違った使い方は、1つ目に「数字の順番がめちゃくちゃである」ことです。

前述の通り見出しタグは1の下に2があって、その下に3があるという構図になるので、<h3>の中に<h2>があるとおかしな構造になってしまいます。

2つ目に「むやみやたらと見出しタグを増やさない」ことです。

文字数や見出しの中身によりますが、見出しタグを増やせば増やすほど読みやすくなるわけではなく、ある程度は1つの見出し・小見出しにまとめたほうが見やすい場合もあります。

まとめ

見出しタグを正しく使いこなすことができれば、SEO対策になる見やすいコンテンツに仕上がるでしょう。

無理に見出しを増やすのではなく、クローラーやユーザーにとって見やすい構成になるように、自然な形で見出しタグを設定してください。

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