更新頻度の高いブログやオウンドメディアは、なんとなく高く評価されるイメージがあると思いませんか?
そこで、更新頻度の高さがSEO対策にとってメリットになるのかどうかについて解説します。
更新頻度はSEO対策になり得ない
結論から述べてしまうと、「更新頻度が高い」こと自体は、SEO対策になるとは考えにくいです。
確かに、「毎日更新」のメディアとなれば、ユーザーから高く評価されそうなイメージがあります。
しかしながら、毎日のようにコンテンツを増やしていくことには、いずれ必ず「限界」が訪れるものです。
「毎日、何らかの更新をしなければならない」という縛りを設けてしまうと、無理に更新をしようとして低品質なコンテンツをふやしてしまったり、意味のないリライトで更新頻度を維持したりしてしまう結果になるでしょう。
質の低い更新をしたところでメディアが評価されるはずがなく、検索アルゴリズムにおいても低く評価されてしまうことになります。
これでは、更新頻度を高める手間に対してSEO対策上で得られるメリットがないばかりか、デメリットばかり生み出す結果になってしまうのです。
更新頻度よりも「質の良いコンテンツを増やす」ことのほうが重要
更新頻度が高いこと自体は決して悪いことではないのですが、SEO対策においてそれ以上に重要視するべきなのは「質の良いコンテンツを増やす」ことです。
高品質なコンテンツを増やすだけでなく、例えば「情報が古くなった記事のリライト」「読まれていない記事の加筆修正」することによってメディア全体の品質を高めることができます。
場合によっては「陳腐化した記事の削除」や「似ているコンテンツの統合」など、コンテンツ数を減らす更新作業をすることも必要になるでしょう。
いずれにしても重要なことは「頻繁に更新する」ことではなく「質の良いコンテンツを増やす」ことにあります。
無理に低品質なコンテンツを量産したところで、ユーザーの利益にはならないのです。
ユーザーにとって利益・価値のあるコンテンツを量産することこそが、SEO対策として有効な手段となり得るのです。
良質なコンテンツを増やすというスタンスを維持できれば、更新頻度が高いこと自体はユーザーの利益となるでしょう。
まとめ
無理に更新頻度を高めても、それ自体がSEO対策として有効になるどころか、デメリットをもたらすことは間違いありません。
良質なコンテンツを増やすことを最重要とし、その上で無理のないレベルで更新頻度を高めることを目指しましょう。