ライターは認知度が高くなったことで、主婦やサラリーマンの副業としても人気の職業。
案件獲得は日々困難で、やみくもに案件に提案するだけでは当然選ばれることはありません。
素敵な記事を書けるのにファーストコンタクトで失敗してはもったいないですよね。
自分の趣味や特技・技術を上手にアピールし、選ばれる人材になれるポイントは押さえましょう。

そして、得意分野がないと悩む主婦の方も安心して下さい。
むしろ「主婦」や「女性」だからこそ!
自然に身に付いている知識やスキルがあるのですよ。

提案分提出に大切なポイント

ライター募集は直接クライアントと顔を合わせ、面接を行う場合もありますが、リクルートサイトでの募集には「ココナラ」や「ランサーズ」といったクラウドソーシングを利用してクライアントに文面でアピールをします。

まず、会社が記事を依頼するにあたり何を求めているのか「記事の方向性」を理解する必要があります。商品を販売することなのか、会社の認知度を上げるのが目的か、アフターケアーなどのサービス誘導なのか…。
メッセージで問う方法もありますが、クライアントは日々送られてくるライバルライターからの提案分に目を通すことになるので、返信が遅くなり効率が悪くなってしまいます。
そのため、推測で相手に確認し、実現するために自分はどんな構成で記事を作成するのか、情報をまとめて記載した方がいいでしょう。
また、大量に応募する人は使いまわしのような提案分になりがちですが、クライアントには不評ですので、1から考えて作成するようにしてください。

受注が欲しいからと焦って自分はライター経験あります。こんなことが得意です。などの自分の押し売りはNG。
文章構成案を書き終えた後に、記事を書くのに適している人材であることのアピールに進んでいきましょう。
ちなみに、興味ないテーマや結果を残せなかったジャンルでは、大げさにアピールしても記事の内容の薄さは本職の方には見透かされてしまいます。そして、クラウドソーシングでの評価が悪く信用を失うことで、新規の仕事やリピーターも付かなくなる可能性が高まりますので要注意。

人気主婦ライターの特徴


納期厳守や誤字脱字がなく正確度が高いは基本中の基本ですが、一般的に依頼が殺到する人気ライターは
・文章構成能力が高い
・特化した専門分野がある
・ビジネスライティングの経験豊富
・語彙力がある
・SEOを意識した記事作成が可能
などで、人より優れていれば採用率も上がります。

正しい文章や読みやすさも大切ですが、若い女性や主婦が読む記事は固い文章よりも少し砕けた親近感があるものが好まれ、ママが読む育児系の記事は「あるある」と共感を誘うやクスっと笑ってしまうコミカルさも読み手を惹きつけるテクニック。

そして、主婦やママならではのお悩みを解決してくれるお役立ち情報を発信し、億劫になりがちな家事や育児を楽しめる方は人気主婦ライターにみられる共通点でもあります。

妊娠後のダイエット、ポイントカード使い分けテクニック、子供と参加したイベントの失敗談。得意分野がなくても主婦には自然に知り得た情報がたくさんあるのでネタにしましょう。
ただし、調べれば簡単に出てくる情報ではなく自己流の完全オリジナル記事作成者の方がニーズがあります。

根拠ある自己アピール

「ライターとして絶対に売れるセミナー」
と、実績がない人から勧誘を受けても信用性は低いですよね。
これと同様に「絶対に成果を出します」「この分野は得意です」と発注者にアピールしたところで根拠はなく、採用される確率は低くなります。

例えば企業が依頼した記事内容が「主婦(ジャンル):ファッション(カテゴリー):プチプラでも高級感あるコーディネート(テーマ)」だった場合。
企業が欲する魅力ある人材は、ファッション知識豊富に加え日常で安い洋服を購入しスタイリッシュにアレンジしている人です。ショップはどこを利用して、どんなスタイルを大事にして取り組んでいるのかをはっきりと伝えてください。
コスメ記事は商品を使用したことがあればレビューなどを詳細に付け加え、自分が募集記事のテーマにいかに適しているのか主張します。

そして、信頼を勝ち取るためには、証拠の提示が重要。
テーマと一致するブログやインスタグラムなど開設済みのSNSやアフリエイトサイトがあれば必ずリンクを添え、ビジネスライターとしての実績がある方は過去に担当したサイトURLや記事の添付を忘れないようにしてください。
また、イラストを描く事が出来る、取材での記事作成経験ありなども関心を持たれ、仕事の幅も広がるのでしっかりと宣伝しましょう。

まとめ

個人で特化したものがなくても、主婦や育児経験を元に執筆できます。しかし、実績がない人はビジネスパートナーとして不安を感じてしまうように、経験がないというだけで見向きもされず不採用となるケースもあります。
経験が浅い方は、クラウドソーシングで応募するよりも、ライティング研修を行ってくれる未経験者OKの企業でスキルアップを目指しながら、コラム・ブログやアフィリエイトなど開設し、知識を蓄え基盤を固めていくのもオススメですよ。

最初は成果が出ないなど悩まれてしまうかもしれませんが、いきなり有名になれる人はいません。どんな職業でもコツコツと努力の積み重ねが大切ですので、諦めずにトライしていきましょう。

おすすめの記事