家事や育児がひと段落。
隙間時間ができれば、お小遣い稼ぎや家計の足しにと在宅ワークで儲けようとする主婦も少なくありません。
アンケートモニターやフリマ出品代行などパパっとできる仕事もありますが、ブログサイトに投稿する記事を書く「ライター」も人気の副業です。

私は保育園の待機児童となってしまった2歳息子を子育てしながら、ライターとして活動中。
仕事と育児の両立は思ったより大変でしたが、工夫次第でバランスを保てます。
これからチャレンジする方の背中を押し、今悩まれている主婦の方の気持ちを支え応援できれば嬉しく思います。

息子VS仕事の奮闘記

3時間おきのミルク時代は本当に育児ロボットのような気分ではありましたが、食事の間隔があき、夜泣きから解放されると私の睡眠も確保でき体力は徐々に回復。
後追いも落ち着き自分の時間が出来るようになった1歳過ぎにライターを開始し、始めたばかりの頃は育児の息抜きやストレス発散として、とても楽しいものでした。
そして、「これからもっと手がかからなくなって仕事もたくさんできる」
そう思ったのが第一の失敗でした…。

眠くなれば「抱っこして」、パソコンを開けば「一緒に遊ぼう」とママを召喚。
子供が起きているうちは無理だと、お昼寝の間と夜寝た時に仕事に取り組みました。
しかし、この作戦も失敗に終わるのです。
ワンパク息子は2歳に近づくにつれて体力がつき、お昼寝をしない日が続きました。
寝かせるために朝は外出し、たくさん遊ばせる体力消耗作戦を決行。
遊びオーラが常に放出されている状態の息子は散歩ではいつも歩かずに走りまわるのですが、追いかける私の体力も同時に削られていきます。
寝かしつけで自分が寝落ちしてしまうこともしばしばありました。

社会人として、クライアントからいただいた仕事の納期期限はどんな理由があろうとも厳守です。
睡眠時間を仕事に充てる日々。仕事主体の生活は心には辛いものでした。

仕事の意味


仕事の納期を守るために削ったのは育児の時間。
息子が起きている時間でも少しばかり仕事をするようになりました。
しかし、当然のことながら息子は抱っこをせがみ、一緒に遊ぼうと手を引く時もあります。
「ちょっとまってて」「後で」と言っても理解してくれるはずもなく、心の中では邪魔しないで、仕事させてなどと思い、旦那にはちょっとの時間でも子供を見てよとイライラしてあたる時もありました。
心に余裕がなくなると人に優しく出来ない、楽しいことを幸せと感じなくなってしまうもので、何度も母親失格だと自己嫌悪に陥り泣いたこともあります。
しかし、ずっと落ち込んではいられません。解決しなければならないのです。

仕事というのは「すべきこと」という意味もあります。
生活するためにお金を稼ぐことが一般的な仕事の使い道ですが、子供の成長をサポートするのも、笑顔を教えてあげるのも親の務めであり仕事なのです。
ライターとしての代替えは正直いくらでもいるでしょう。しかし、息子にとってのママは自分しかいないのだと、仕事より子育て主体の働き方へシフトチェンジしました。
これが、私が導き出した答えです。
今は心の負担もなくなり、仕事と両立しながら子育てをめいっぱい謳歌しています。

ライターと育児を両立するために

子供の成長は早いもので生活サイクルがコロコロと変わります。また、体調を崩せば甘えもひどくなりますし、ママも付きっ切りに。
子供を主体とした仕事のスケジュール計画はスムーズにいかないことがほとんどですので、
目安量よりも少なめに受注を受けると良いでしょう。
また、トラブルが続き仕事が手に付かない時には、一時保育・ファミリーサポートなどを利用して集中的に仕事を行う時間を作り、一気に片付けてしまうのも手です。
出費することになりますが、クライアントから信用を失わずに継続して仕事をいただく必要経費として考えてください。

そして、記事の内容ですが自分の得意ジャンル・カテゴリーを選択することで知識のない単語・用語をいちいち調べる手間も省けるのでオススメ。少し余裕が出て来た時は語彙力を身に付けレベルアップを目指し、ジャンル幅を広げるのも楽しいですよ。
これから挑戦したいと考える方は独学で知識を蓄えるのも良いですが、経験者のセミナーに参加するや1文字単価が安くてもスキルアップを支援してくれる企業から案件を受けるのも良いでしょう。
また、常に仕事ではいいアイディアも浮かばなくなってしまうので、子供と思いっきり遊ぶでもいいですし、自分の心をリフレッシュする時間をしっかりと作ってあげて下さいね。

まとめ

今回お話させていただいた内容は基本的なアドバイスです。
他にも、児童館や屋内の遊びスポットに連れて行くとママに見向きもしませんので、掲示物で語彙力の勉強や情報収集など行っていますが、ママにベッタリな子供だとこの方法は使えません。
子供の性格は十人十色。
そして、子供の性格を知っているのはその子のママである「あなた」です。
その子に合った育児と家事の両立手段があるように、仕事と育児を上手にこなせる方法をたくさん悩み実践して試行錯誤していきましょう。

私もまだまだママ2年生のひよっこ。
これからも息子の成長に合わせた仕事パターンを試行錯誤する日も来るでしょう。
そんな時は、先輩ママの記事を読みテクニックを盗みつつ、知恵を借りながら解決策を導きだしたいと思います。

おすすめの記事