SEO対策に苦心しているうちに、小手先だけの技術に頼ったSEOに偏ってしまうということはよく起こります。もちろん、技術やノウハウを極めていくことも重要ではありますが、それよりも大切なのは、実際にWebサイトを閲覧しにくるユーザーの心理を考えることだと言ってもよいでしょう。
今回は、初心に還ってカスタマージャーニーを意識するSEO対策について解説します。
カスタマージャーニーとは
カスタマージャーニーとは、ユーザーがどうやってWebサイトに辿り着き、最終的にどんなアクションをするのか、
「行動」
「思考」
「感情」
のプロセスごとに心理を追っていく手法です。
元々はWebマーケティングの世界で使用されていた単語ではありますが、SEO対策をする上でも欠かせない観点として注目されるようになりました。
カスタマージャーニーを意識するメリットとは
カスタマージャーニーを意識することによるメリットは、ユーザーの視点を理解できることです。
ユーザーがどんな情報を求めているのか、どのページでどのくらい滞在したのか、どのページの直帰率が高いのかを正確に分析できれば、ユーザーが求めていることや視点が理解できるでしょう。
それが分かれば、自ずとコンテンツごとの効果的なアプローチ方法が変わるだけではなく、ページデザインの変更、文章のテイスト揃えなど、顧客視点で再構築するためのSEO対策がしやすくなります。
カスタマージャーニーを理解するためには、SEO分析ツールを使用するのがおススメ!
カスタマージャーニーをより正確に理解するためには、SEO分析ツールを使用するのが最も手っ取り早く、確実です。
Googleサーチコンソール、キーワードプランナー、キーワードファインダー、SEOチェキなど、さまざまなツールを上手く組み合わせることによって、自サイトの弱点を浮き彫りにしやすくなるでしょう。
有料のものも無料のものも散在しますが、知りたい内容やスキルに合わせて選択していくのが確実です。
まとめ
カスタマージャーニーを意識してWebサイト作りを行えれば、閲覧したユーザーを満足させられる上、新規での流入数を増加しやすくなるでしょう。
GoogleサーチコンソールなどSEO分析ツールを上手く活用し、手の届いていない場所を判明させることで、今後の対策に役立てられそうです。