引用に関する表記法は、論文の最後にまとめて記述するのが基本です。文中に「○○のサイトからの引用では」と記載するよりも文章を書くのが楽ですし、引用元の記載忘れもありません。

ここでは、引用に関する表記法についてお話していきます。

書籍の引用方法は単行本と雑誌や新聞では別

書籍の引用方法は、単行本や多巻本と、雑誌や新聞では別です。記載の方法を知っておきましょう。

〇単行本や多巻本
単行本や多巻本は著者の苗・名、発行年、署名を二重カッコで記載、発行地名、発行所名の順番で記載します。

〇雑誌や論文、新聞など
雑誌や論文、新聞などは著者の苗・名、掲載紙誌の発行年、論文タイトル、掲載紙誌名、巻や号、ページ数の順番で記載します。

〇インターネットからの引用
インターネットからの引用の場合は、著者名とページタイトル、URL、閲覧日または投稿日を記載します。著者名が載っていないサイトも多いので、分からない場合はサイト名を明記しましょう。

日本語が入っているURLの場合

この際に日本語が含まれているURLは、表示されている日本語をそのまま記載してください。コピペすると日本語の部分が記号や数字に自動的に変換されてしまいますが、URLバーに表記されている日本語に直しましょう。

著書の場合は発行年ですが、インターネットの場合は閲覧した日です。著書はいつ読んでも発行した年から内容が変わることはありませんが、インターネットの記事は修正やリニューアルなどで内容が変わることが多いので、記載日ではなく、閲覧日をはっきり書いておきます。

ブログに引用文を入れるときの注意点

引用文を掲載する時は、まずその文章が一次情報か確認して、文章は一切変えずに記載しましょう。

もし、文章を変更する場合は引用ではなく参照になります。参照元のURLをページの最後や章の最後にコピペしておいてください。引用だとルールが厳しいので参照の方が簡単です。

ライターは一次情報をはじめとする信頼できるソースを基に記事を執筆します。引用や参照などの書き方を知らないと仕事をもらい続けられないので、気を付けましょう。表記のルールは形式的なので、順番に気を付けて、そのまま守れば違反になりません。

まとめ

引用のルールを知っておくと文章が書きやすくなります。適切な場所に使うことで、信頼性の高いページができるので、仕事を継続的にもらえるようになります。

ライターは情報収集にインターネットを使うことが多いので、URLの記述にも留意しましょう!

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