ライターをしていると、サプリメントや化粧品などの宣伝記事を依頼されることがあります。女性にとって身近なものなので楽しんで執筆する人も多いですが、薬機法を知っておかないといけません。

ここでは、薬機法についてお話していきます。

守れてないメディアが多いけどしっかり守ろう

薬機法とは、医薬品や化粧品、健康補助食品などについて記載する際に、守らないといけない法律のことですが、守れていないメディアが多いのが現状です。

薬機法は、安全性に関する規制の強化などを目指してつくられたもので、健康食品の宣伝記事に適応されます。

例えば、美肌サプリというタイトルをよく見かけますが、薬機法違反なので気を付けましょう。

肌トラブルを抱えている人におすすめするサプリのことを書きたい場合は、「肌トラブル改善」「美肌が叶う」などの記述はしないでください。

成分を摂取することで確実に効果が出るとイメージさせるようなことは、書かないようにしましょう。

薬機法を守った記述とは?

薬機法では、身体の一部に効果があると思わせてユーザーが買おうかなと思ってしまうような書き方が禁止されています。

ただ、体験談や口コミの場合は「美肌になりました」という言葉がよく並んでいます。この場合は、大げさではない表現に書き換えて記載します。

「3日で効果があった」という具体的すぎる内容を「3日くらいから効果が出始めた」など曖昧にしましょう。ユーザーが「口コミに3日って書いてあったから3日で効果が出る」と思わない工夫が必要です。

また、良い口コミと同じ数だけ悪い口コミも掲載して、公平な記事に仕上げることも必要です。薬機法はシビアに決められているので、美容や健康系の記事を書くのが難しいと思われがちですが、客観的な事実に基づいたいいことばかり載っていないページにしましょう。

クライアントからの要望が薬機法違反なら

クライアントからの要望で、指定されているキーワードに大げさで薬機法違反のものが含まれている場合は、デメリットなどを明記してバランスをとりましょう。

薬機法は、サプリメントや健康器具など対象となるものによって細かく分かれているので、調べながらページを作成するのもひとつの方法です。

まとめ

SEO対策には、記事に関する法律を守ることが必要ですが、実際に守り続けるのは大変です。

年々変わる薬機法を定期的に調べておいて、その時の最新の規約に沿った記事を書けるようにしましょう!

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