現在ネットショップ運営を始めようと考える方は少なくはありません。実店舗を保有するタイプとは違い、ネット上で商品や商材を売ることが出来れば実店舗を持つ必要性もなく費用も安く済ませられますが、運営を始める前に抑えるべきポイントもあります。

ネットショップと実店舗の違い

実店舗では開業する店舗候補を見つけ内装工事を行う。販売する商品を陳列。お客さんが来店し、商品を購入するといった流れになります。
一方ネットショップは、サーバー契約・ドメイン取得しサイト作成します。そこから、SEO設定・SNS集客(TwitterやFacebookなど)・バナー広告などで宣伝することで、ユーザーがネットショップにやってきて注文し購入。発送を行って完了です。

購入までの流れとしては、お客さんが手に取り質感などを確かめられるのが実店舗の強み。
ネットショップは、家のパソコンやスマホ利用すれば、いつどこでも購入が出来るといった強みがあります。
これは、メリットでもありますがデメリットにもなります。

実店舗に行かなければ商品が購入できないとなれば、繁華街以外では足を運ぶ客足も減り、利益が上がらないと長期経営も困難になります。
もちろんネットショップにもデメリットがあります。ネットの世界における競合他社は世界を相手にすることになりサイト数も膨大。ユーザーの目に留まらないサイトはごまんとあります。人気有名店にするためには、実店舗同様にネットショップも大変困難なのです。

運営の前に抑えるポイント


ネットショップは、全国・全世界の競合他社と争うので商品アピール力や安心サービスが重要です。ネットショップのデメリットとは、商品を直に見ることができないので、ユーザーはショップの説明文と商品写真や購入者によるレビューや値段で判断し、購買対象となり得るか判断します。

値段に関しても、ネットショップは価格競争が起こりやすく薄利多売して利益を確保することも出来ます。しかし、それではいけません。
しっかりとブランド力を高め人気ショップとして、適正価格で収益を上げることが重要。
収益が上がり資産が増えれば、さらなる商品開発やサポート体制を手厚くすることにも繋がります。商品価格・価値と言うポイントもしっかりと抑えなければなりません。

また、SEOなどによる情報収集も現代において忘れてはいけない、マーケティング戦略の大切な項目です。戦略を打ち出すためには、それなりのターゲットを絞ったサイト作成や、集客方法も的確に行う必要性があるのです。このポイントはネットビジネスにおける最大の問題にもなってきます。

まとめ

ネットショップではデザインありきでサイト作成をする方もいますが、実際には商品を購買するユーザーが足を運ばなければ収益にはつながりません。人気ネットショップにするためにも事前準備は抜かりがない方が良い。
また、モール型のECサイトの楽天やAmazonといったサイトの様に、商品・店舗数が多く名が通っているサイトのような力がない初期動作はどうしても集客に繋がらないので、地道な集客方法を行うのをオススメします。SNSやブログサイトなどを取り入れ、ネットショップの販売窓口増やすことも重要だということを忘れずに。

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