どのサイトのどのページにも、必ずタイトルが表示されていますよね?Webサイトでは見ないということはめったにありません。
そのタイトルの下にあるのがh1タグです。ページの最上位にあるタイトルはHTMLタグの中のひとつです。
<h1>ページタイトル</h1>
こんな風にしてHTML入力すると、見出しになるんです。h1のhは「Heading(見出し)」という意味です。タイトルさえあれば分かるから、h1タグは「使わない」とか「いらない」と言う人もいますが、読みやすさで考えると必要ですよ!
内容を知るためのものである
h1タグはユーザーがどんなことが書かれているページかを知るためのものですが、Googleをはじめとする検索エンジンというよりは、ユーザーがページの内容を知るためのものです。
SEO対策を考えてh1タグを設定するなら、ページの内容と合っているh1タグをつけましょう。例えば「ペットが足をかゆがる理由とは?」というタイトルなのに記事の内容がペットフードの紹介では合致していません。
足をかゆがる原因や対処法などを細かく書いて、「対処法のひとつとしてペットフードを変えましょう」という感じが望ましいです。もしペットフードをメインにしたいなら、はじめから「かゆがるペットに良いフード」とします。
h1から順番に使って読みやすいページにしよう
h1タグは文字が大きく太くなるので、文章の途中で強調したい単語がある時に使ってしまっていませんか?これはh1から順番に使えていないので、やめましょう。
h1タグはページごとに1∼2個が理想です。そしてh1、h2、h3と順番に使うと「大見出し」「中見出し」「小見出し」と読みやすくなります。
h1タグは文章だけではなく、画像を付けることもできますが、h1タグで画像を使う場合はalt属性という画像ファイル名の後ろに、画像内容を説明する短文を付けましょう。
h1タグはSEO対策にいらないと言われている理由
h1タグはSEO対策にはいらないという意見もあります。これは検索エンジンがh1タグやh2タグなどを重視していないからです。
検索エンジンが重視しているのは、h1タグよりも大きく表示されているタイトルです。でもタイトルは検索エンジンのためのもので、h1タグはユーザーのためのものです。
お客様目線で作られているサイトを評価する検索エンジンの基本的な姿勢を考えると、h1タグは付けた方がいいですね。
まとめ
HTMLが苦手な人でも、h1タグは簡単につけることができます。ページ上部に内容が凝縮されたh1タグがあると、とても読みやすいページになりますよ!