メルカリでは、金券や医薬品などの禁じられている物を除けばなんでも販売することが出来ます。しかし、物によっては損をすることがあり「リユースショップに持って行った方が良かった」という場合もあるのです。どういうことなのか詳しく見ていきましょう。

販売手数料と送料がポイント

ご存知のとおり、メルカリでは販売価格より10%の販売手数料が差し引かれます。また、メルカリでは送料を着払いにすると売れない傾向にあるため、出品者が負担する送料込みを選択するケースが多いです。これらを考慮したうえで価格を設定し、出品することが望ましいですが、逆を言えばこれらを差し引いた料金が損に繋がるのであれば、リユースショップに持って行った方が良いのかもしれません。これから損に繋がる恐れのある物を具体的にご紹介していきます。

損をする恐れのある物①本

まずは本です。例えば定価価格500円の本を販売する場合、入手価格以下にしないと売れない傾向にあるため300円で販売したとし、販売手数料が30円です。送料が175円掛かるゆうゆうメルカリ便を利用したとすると、手元に残るのは95円です。本は重く厚みがあるため、送料がかさみますし、折れや濡れの心配があることからトラブルにも繋がりやすい難しい商品です。ブックオフなどに持ち込み、たとえ安い値段での買取にしかならない商品であっても、発送する手間を考えるとリユースショップに持って行った方が良いと感じるケースもあります。

ただし、例外もあります。例えば、社会現象を巻き起こし一時期在庫切れになった人気漫画である鬼滅の刃や有名イラストレーターの画集などであれば、リユースショップに持っていくよりメルカリで販売した方が価値がつく場合があります。販売したい本が損をするものか、そうでないかは、相場を調べておいた方が良さそうです。例に出したような95円ほどしか手元に残らないものであれば潔く販売を諦めるのも大切ですよ。

損をする恐れのある物②服

服は高い頻度で値下げ交渉される商品のひとつでもあります。購入価格1500円の服を1000円で売っていたとしても「500円にしてもらえないか」と交渉されるのです。そして、服は畳んだとしても厚みが出ますし、ある程度の重さもあるため送料がかかり、手元に残るのは数百円・・・なんていうことになるのであれば、リユースショップで売却した方が良さそうです。
ただし、ここでも例外があります。例えば有名ブランド服や有名デザイナーがデザインした服ということになれば、価値がつく場合があるのです。本のケースと似ていますが、メルカリ内で相場を調べるようにしましょう。

実績を作るために販売しても良い

販売しても損をする可能性のある物をご紹介してきましたが「手元に残る金額は少なくても販売したい」という人もいます。何故なら、取引を重ねることは出品者としての実績に繋がるからです。評価は多くて高いほど信頼出来る出品者と思われる傾向にあるため、手元に残るお金が少なくても、コツコツと積み重ねていくことも必要ですよ。

まとめ

メルカリに出品しても損に繋がる物があるため、出品前には相場を確認する必要があります。ご自身の労力に見合ってないと判断した場合には、潔くリユースショップで売却した方が良いでしょう。ただし、実績を積みたい人は、コツコツと販売するのも一つの道ですよ。

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