サイトの集客ターゲットが海外にもいる場合、多言語サイトにする必要があります。
ここではライターが多言語サイトでするべき対策についてお話していきます。
日本で主流のGoogleではない可能性
海外からあなたの企業サイトを閲覧する時は、日本と同じようにGoogeを使う人が多いとは限りません。他の検索エンジンで表示されることがあるので、Googleの理念に沿っていても上位に出ない可能性があります。
内部リンクを駆使して、ランキングの上の方に出て来なくてもユーザーがたどり着けるように工夫しておきましょう。
また、外部リンクが重視されているのはアジア圏内だけです。ヨーロッパサイトなどは評価に繋がらないので、その点も注意してください。
サブドメインを利用して海外の環境に合わせる
URLにはサブドメインがつきますが、海外に合わせるとアクセスしてもらいやすくなります。
サブドメインとは、URLで「○○○.com」の前にある「□□□.○○○.com」の□の部分です。
1つのドメインを用途に応じて分割できるので、複数のURLを持たなくても目的に応じて検索しやすくなります。
国ごとにドメインを使う場合は、国コードトップドメインを取得しましょう。それぞれの国のトップレベルのコードだとサイトの信頼度が上がります。
また、読み込みに時間がかかると国内ユーザーよりも離れやすいので、スピードチェックはこまめにしてください。読み込みが重いページは修正しましょう。
多言語サイトで自動翻訳は使わないで
Googleのような検索エンジンには自動翻訳がありますが、直訳なので不自然な文章になってしまいます。英語やフランス語、中国語などができるライターは自分で翻訳しましょう。
最近は「不自然な文章サイト=ウイルスや詐欺」というのが一般常識になっているので、ユーザーに警戒されてしまいます。
トロイの木馬やワンクリック詐欺サイトだと誤解されないためにも、ターゲットがいる国の言語は翻訳家に依頼して、自然で伝わりやすい文章を作成しましょう。
多言語サイトが実現できない場合は、画像や動画コンテンツを増やしてコンテンツのタイトルだけ英語など、多言語の人にも伝わりやすい工夫をしてください。
グラフや表を多用したり、海外サイトを引用したりするのも分かりやすいので海外ユーザー視点といえます。
まとめ
海外のユーザーをターゲットにするには、翻訳する必要があります。それ以外にもできる工夫はあるので、実践していきましょう。