SEO対策を練る上で、ユーザーがどんなキーワードを使って閲覧してきているのかを知ることはとても大切です。ユーザーの検索心理を知ることができるため、コンテンツの充実や検索順位UPのための改善をしやすくなるでしょう。
今回は、アクセス解析ツールの1種であるGoogleサーチコンソールについて、特徴やメリットを解析していきます。
Googleサーチコンソールとは
大手検索エンジンGoogleが提供しているアクセスツールです。
GoogleアナリティクスはユーザーがWebページアクセスしてから以降の動きを解析しやすいのに対し、GoogleサーチコンソールではユーザーがWebページにアクセスする前の動きを解析しやすいのが特徴です。
ランディング数が少ない、クリック数が少ない、検索結果表示を改善したい、という場合にはGoogleサーチコンソールを使用するようにしましょう。
Googleサーチコンソールを使うメリット
では実際に、Googleサーチコンソールを使うメリットについて確認していきましょう。
サイトのエラーを確認することができる
サーバー接続のエラー、DNSのエラー、301リダイレクトの設定ミス、サイトが重く表示までに時間がかかる、など複数のエラーを調べることができます。せっかくユーザーが興味を持って閲覧してくれてもエラーがあると離脱されやすく、滞在時間も短くなるためGoogleからの評価も下がる傾向にあります。
全ページを人力でチェックするのは時間がかかりますので、Googleサーチコンソールのような解析ツールを使用することで時短化できます。
掲載順位が分かる
Googleサーチコンソール内にある「検索アナリティクス」という機能を使用すれば、ユーザーがどんなキーワードで検索をかけているか調べることができます。
コンテンツのタイトルや見出しを考案する際に非常に役立つ他、ディスクリプションやキーワード埋め込みを効果的に行えば検索表示も上位に上がりやすくなります。
ページを更新した時に検索結果として反映されやすくなる
Webサイトを更新した事実をGoogleのクローラーが発見しやすくなるため、検索結果として反映されやすくなります。
こまめに更新を行うこともSEO対策として重要ですので、更新による効果を十分に発揮したい場合はGoogleサーチコンソールを使用しておくとよいでしょう。
まとめ
どんなに質の高いコンテンツを提供していても、閲覧してくれるユーザー数が増えないことにはWebサイト全体の評価は上がりません。
SEO対策の第一は流入数を増やすことだと心得て、効果的な解析ツールと共に改善を図っていきましょう!