ネットショップを展開している中小企業は小規模サイトが足掛かりとなり、利益を上げられる反面、倒産する企業も増えています。地域密着ではなく、全国・全世界と渡り合えなければネットショップは不良債権でしかありません。ネット社会で生き残る6つのコンテンツについてお伝えします。

ネットショップで倒産する理由とは


簡単に消費者がショッピング出来ることで、ネットショップ数が増加しているのは現在の状況も変わりません。しかしながら、ネットショップで利益が上がらず経営を傾ける要因となり倒産する企業も少なからずあります。

利益が上がらなければ経営が難しくなるのは当然ですが、それはなぜ起こっているか考えたことはありますか?
情報があふれている現在の状況で、消費者が選べる基準は何も国内のECサイトだけではありません。購入希望のユーザーは、新しい商品やより価格の安い商品を容易く海外からも購入できるようになっています。

お隣の中国や韓国だけでなく、イギリスやアメリカなど様々な国の販売ページから購入することが出来ます。そして、日本国内だけに目を向けているユーザーも、Amazonや楽天といったモールサイトで簡単に購入できる状況が経営不振にもつながっているとされます。

生き残るために必要な6つのコンテンツ

1.SEO

サイトへのアクセス数の向上は、それだけユーザーの購買意欲が掻き立てられるものです。
見られないことには、利益につながることはないと意識し、SEOに力を入れることが大切です。

2.メディア

SNS(TwitterやFacebookにInstagramなど)を利用することや、雑誌にとりあげられることで、ユーザーに存在を知ってもらうことが重要となります。また、YouTubeで有名ユーチューバーに商品紹介をしてもらうなど、時代に合ったメディアの使い方は大切な情報操作にもなります。

3.利便性

決算システムや購入までの手順など、ユーザーファーストのサイト構築はとても重要となります。コンバージョン率が上がらない場合は、利便性が悪い可能性もあるのでサイトデザインを考え直すのも大切。

4.価格競争を行わない

Amazonや楽天で販売されている商品を扱えば、価格競争が生じることにもなり利益が上がりにくくもなります。自社オリジナルの商品制作など、他にはない商品を販売する必要性があります。

5.スマホユーザーを取り込む

現在、スマートフォンを利用して購買する方が多くいます。スマートフォンサイトのデザインだけでなく、専用アプリから購買できるシステムなども考えるべきポイントになります。

6.海外ユーザー

日本国内だけでなく、海外ユーザーを取り込めるようにする英語サイトは利益を上げるためには重要な課題です。Q10などの海外サイトを利用する日本人はいますが、海外に向けた日本のECサイトは数少ないので、海外ユーザーが購入できる方法を模索するとよいでしょう。

まとめ

日本国内でのコンバージョンが上がらなければ、海外までは目を向けられないと考えるのではなく、海外に向けたサイト構築で利益を得ることを初期段階から考える方法もネットショップだからこそ行えるポイントです。

企業として、生き残るためには他の企業とは違うメリットを打ち出さなければなりません。ユーザーにファンになってもらい、自社の商品を購入してもらえる施策を講じていきましょう。

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