現在のEC市場は毎年5%以上の成長率で規模が拡大し、収益も増加していくと予想されています。今この時期を逃してしまえば、ブランド力を高めることも他の競合他社に出し抜かれる可能性が高いと言えます。ネットショップに力を入れることが利益を高める重要なポイントとなるでしょう。

現在のEC市場規模


平成29年に発表された経済産業省のEC市場の統計から、BtoC-EC市場規模が16.5兆円に成長しているため、ECサイトを利用した収益を見込める土台作りは重要となっています。
また、CtoC(一般消費者間での電子商取引)のEC市場規模も拡大し、メルカリやYahoo!オークションといった市場も活発になっています。

消費者がスマホやPCでサイト内で商品や情報を購入することに抵抗がなくなってきていることが見て取れます。楽天やAmazonといったショップを利用したことがある方にとっては、BtoCの状況も不安視されなくなった状況でもあり、インターネット上での購買や決算に対しても抵抗がなくなっているのです。路面店の様な看板がなければ商品は売れなかった時代から、ネット上のみに存在するショップであっても利益を見込めるようになったのです。

2020年の東京五輪に向け、海外からも注目を浴びる日本でもあるため、出だしで遅れている企業はこの令和の時代を勝ち抜くためにも、ネットショップに力を入れることが重要。

ネットショップに力を入れる

実際にどこに力を入れればいいのか分からないといったオーナー様もいらっしゃることでしょう。売上を上げるために必要なことは、まずはECサイトに集客を集めることです。
集客力がないサイトはいつまでたってもネットでの商売は成功することはありません。
また、最終的なコンバージョンにつながらない離脱率が多いサイトも修正が必要。

BtoC企業はブランド名を聞いたこともある競争率が激しい市場で争い。BtoB企業は競争率や知名度が低くても、世界的なシェアを占める大企業といった場合もあります。

どちらも何からすれば良いかというと、SEOやWebマーケティングで集客力・知名度を高めることが重要です。インターネット上には数多くのサイトが存在し、ユーザーとなる消費者や企業の目に留まらなければ勝負の土俵には立てません。
Web広告やSNS発信といった無料や有料のツールを上手に使いユーザーに知ってもらうことも大切ですし、検索エンジンの上位に表示されることも重要。まずは、アクセス数が集まらなければ、商品の良し悪しも伝えられません。

集客力が上がれば、自然と収益は上がるかもしれません。しかし、離脱率の高いサイトではコンバージョンまでつながらないや、カゴ落ちといった購入まで至らないケースがアクセス数確保の次に起こる問題でもあります。このような、問題点を確実にクリアにしてECサイトを成長させることが重要なのです。

まとめ

現在ECサイトは、どの業界も見過ごしてはいけないポイントだとされています。
SEOやWebマーケティング方法などの対策も重要です。また、サイトの利用しやすさを追及することや、必要な情報が分かりやすく解説されているなど、ユーザー目線もとても重要。専門的な分野であっても、ユーザー目線は忘れてはいけません。
EC市場が活発だからこそ、収益拡大させる可能性を秘めていますが、手抜きにしてしまうと企業イメージも悪くなるので、しっかりと力を入れる必要性があるのです。

参照:経済産業省
https://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180425001/20180425001.html

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