ネット検索してみると「SEO 無駄(無意味)」という検索ボリュームが相応に存在し、そうした意見を呈している記事もいくつか見られます。
そこで、なぜSEO対策が無駄・無意味と評価される意見があるのかについて解説します。
すべては「検索アルゴリズム」が握っている
SEO対策で最も重要なキーワードは「検索アルゴリズム」であり、これがアップデートされることでSEO対策に関する今までの常識は一新されることになります。
そもそもSEO対策とは「検索エンジンへの最適化」であり、理想的なSEO対策とは「検索結果の順位を決めるルールに従って、100点満点のコンテンツを作成する」ことです。
しかし、それがうまくいかない理由は2つあります。
1つは「検索アルゴリズムは公表されていない」ことです。
順位づけるルールがある以上は何らかのルールを人の手によって決められているわけですが、それは一般に公表されているものではありませんので、どのようなルールが適用されているかは推測の域を出ません。
2つ目は「検索アルゴリズムはアップデートされる」ことです。
検索アルゴリズムはある程度の期間が経過するとアップデートされ、今までのルールが通用しなくなります。
このように、非公開の情報が流動的であることによって正確な分析が難しくなり、SEO対策を講じようとしても理想通りにはいかないことが、SEO対策を無駄と論じる根拠となります。
それでもSEO対策を意識するべきなのは?
それでもSEO対策を必要なものだと評価する理由は「ルールは確かに存在する」ことと「良質なコンテンツを人の目に触れさせる」ことにあります。
非公表であり流動的であるとはいえ、検索アルゴリズムという一定のルールは存在し、それに従って検索結果の表示順位は決められています。
せっかく良質な記事・コンテンツを作り上げても、検索結果の下位に埋もれてしまえば、人の目に触れる機会を逸することになるでしょう。
良質なコンテンツは、検索エンジンを利用するユーザーの利益となるコンテンツです。
良質なコンテンツをきちんと見てもらうためには、SEO対策を意識したうえでユーザーファーストの良質な記事を仕上げることが不可欠となります。
まとめ
SEO対策の追求に終わりはなく、それを「無駄・無意味」と評価する意見は確かに存在します。
しかし、それでも検索結果の競争に打ち勝つためにはSEO対策を意識したコンテンツを作り上げることが重要であり、ライターはSEO対策を意識した良質な記事を作り続けることが欠かせないのです。