WebページのSEO対策をする際は、競合ページについての調査が欠かせません。同じようなキーワードで検索が上位になっている記事は、どんな特徴があり、共通する要素は何なのでしょうか。
今回は、競合ページの調査方法について解説していきます。
まずは競合ページ10個に目を通す
同じキーワードで検索をかけて、上位10位に表示されたWebページをまずチェックしてみましょう。
似たようなキーワードであったとしても、「関東 観光地」「東京都 観光」など複数個チェックしていくのがポイントです。その上で、各記事の見出しや要点を洗い出したり、各記事の特色を考えたりしてみます。
見出しに共通するキーワードは何か考える
SEO対策をする上で重要なのは、各Webページの見出しです。
上位表示されている記事に共通する見出しは何かということが分かれば、検索してそのWebページに辿り着いている人がどんなキーワードを求めてやってきたのかというのか明らかになります。
上位表示されているWebページは何が評価されているのかを考える
Must要素には当てはまらなくとも、各記事の特色となっているものは何かを見ていきましょう。
調べている10個のWebページの中で、そのページにしかない見出しや要素があればそこが差別化のポイントとなります。
自分の記事にしかない、追加できる要素を考える
そのキーワードで検索してきているユーザーの潜在意識について想像を膨らませた上で、競合ページにはないオリジナルの要素を付与することができれば、評価も高まります。
Webページのチェックを進めていく上で、「こんな情報もあったらいいのに」と思うポイントがあれば積極的に書き出してみましょう。
ユーザーの心理について考える
そのWebページを見ているユーザーが、どんな情報を知りたくて読んでいるのかということを考えるのも大切です。実際にいくつか項目別にみていきましょう。検索したきっかけ、ユーザーが知りたいこと、ユーザーは何故それを知りたいと思ったのか、という行動原理を考えることが大切です。
また、Webページを見た後にどんな行動を起こすのかというところまで考えることができれば、外部リンクもつなげやすくなっていきます。
まとめ
SEO対策をする上で重要なのは、ユーザーの心理を知ることです。
上位表示されている競合ページにはそのヒントとなるキーワードが多いので、是非チェックしてから作成に取り掛かるようにしてみましょう。