Googleは「Googleが掲げる10の事実」を 策定しており、ここにはSEO対策のヒントが隠されていると考えられます。
そこで、「Googleが掲げる10の事実」の1つ「ウェブ上の民主主義は機能する」について解釈してみたいと思います。
Googleが提示する本文
Googleは公式に「ウェブ上の民主主義は機能する」について以下のように定義しています。
「Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。
Google では、200 以上の要素と、PageRank™ アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。
この手法なら、新しいサイトが増えるたびに情報源と投票数が増えるため、ウェブが拡大するにつれて効果も高まります。また Google では、多くのプログラマーの力の結集によって技術革新が進むオープンソース ソフトウェア開発にも力を入れています。」
参考
https://www.google.com/about/philosophy.html?hl=ja
「ウェブ上の民主主義」とは？
「ウェブ上の民主主義」という言葉はわかりにくそうに見えますが、おそらく「コンテンツ間のリンクの関係」が関わっているものであると推測されます。
本文中にも「ページ間のリンクを『投票』と解釈し」という言葉があるように、リンク・被リンクの関りを一種の「投票」と解釈し、良質なリンクの関係を持つコンテンツを評価しているものであると解釈することが可能です。
SEO対策においてもリンクの関りは重要なポイントの1つであり、同時にリンクはGoogleが重視する「E-A-T（専門性・権威性・信頼性）」の評価にも関わることになります。
リンクは中身が伴っていることが重要
SEO対策になるリンク対策は、あくまでも「中身の伴っているリンクである」ことが必要不可欠です。
意味のないリンクを無差別に貼り付けることは「ブラックハットSEO」として、Googleからペナルティを受ける対象として扱われています。
例えば「医療」に関するコンテンツであれば医療機関のホームページなどを、「料理」に関するコンテンツであれば食品メーカーや栄養関係のコンテンツとのリンクを確保し、中身の伴った意味のあるリンクを確保するようにしましょう。
まとめ
「ウェブ上の民主主義」を「リンクや参照サイトなどの関係」だと解釈するのであれば、SEO対策においてはブラックハットSEOにならないような意味のあるリンクを確保することがGoogleの評価対象になると解釈できます。
中身と説得力のあるリンクを確保することは権威性や信頼性の評価にもつながるため、SEO対策となるリンクには十分注意することをおすすめします。
