間違ったSEO対策や、あからさまな手段でリンクを稼ぐブラックSEOを行うことにより、検索エンジンからペナルティを受ける場合があるということをご存知でしょうか。
今回は、検索エンジンから受けるペナルティの内容について解説します。
検索順位を下げられてしまう
検索エンジンからペナルティを受けてしまった場合、検索順位を大幅に下げられてしまいます。
どんなにSEO対策をしても上位表示されないため閲覧ユーザー数が減り、当初の目的を達成できなくなるでしょう。対策したキーワードで検索した場合でも、何十ページも遡らないと表示されない、ということも有り得ます。
インデックスを削除されてしまう
Webサイトのインデックスを削除されてしまうことで、同様に検索順位が大幅に下がります。
クローラーがWebページのデータを収集してくれたとしても、検索エンジンのデータベースに登録されなくなってしまいますので、結果としてSEO対策の効果がないサイトになってしまいます。
ペナルティ対象は、手動と自動の両方で判断される
検索エンジンがペナルティ対象を決める際は、手動での判断と、自動での判断、両方が行われます。
手動で行われるのは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンに勤める担当者が目視でサイトの審査をして、ガイドライン違反や違法なSEO対策がされているサイトを発見したケースです。
Googleサーチコンソールなどのインストールをしていればそちらに通知がきますので、必ずチェックして対策を取りましょう。
また、サイト全体にペナルティが適用される場合と、サイトの一部分だけにペナルティが適用されるケースと、2パターンあります。
反対に、自動で行われるのは、検索アルゴリズムによってガイドライン違反が認められたケースです。
Googleサーチコンソールに通知が届かず、どこがガイドライン違反と判定されたのか明確にならないため、問題解消に時間がかかる場合があります。
まとめ
ペナルティを受けてしまうと、検索順位の低下やインデックス削除など大きな問題に発展します。
Googleサーチコンソールに通知が届く手動適用よりも、通知が届かず明確なガイドライン違反箇所が分からないが故に対応に苦慮することの多い自動適用の方が厄介だと言えるでしょう。
リンク獲得やSEO対策をする上では、ガイドラインを読みこんでから行うのが鉄則です。