メルカリでは販売する物によってはプレミア価格が付くこともあります。ただし、この価格というのは自分で設定することになるため、一歩間違えると他のユーザーに悪印象を与えてしまうこともあるのです。これはどういうことなのかご説明していきます。

一歩間違えると「転売」だと思われる?

価格が上がっていくオークションとは違い、メルカリでは自身で価格を決める必要があります。そこで多くの方は相場などを参考に価格を決めるのかもしれません。ただ、この相場というものに落とし穴があり、例えば原価1000円のものが相場では10000円になっているから、とその価格に設定すればよいのかと言えば、難しいというのが答えです。
「相場が10000円なのだから相場に合わせれば良い」と考える人もいるかもしれませんが、原価の10倍の値段を付けているとなると、人によっては「転売」と感じてしまうかもしれません。自分は相場に合わせたつもりでも、転売をしている人、という風に見られてしまうことがあるということです。

転売だと思われるとどうなる?

メルカリでもチケットや価値のある物の転売が度々起こっているため、メルカリ事務局でも転売の取締りが強化されています。また、世間の転売に対しての視線は鋭く、例えば人気アイドルグループの数量限定の貴重なグッズが高額で転売されているとなれば、そのアイドルグループのファンが転売を行っているアカウントに対して抗議を行ったり、事務局に通報するなどして転売を撲滅しようという動きがあるのです。転売だと思われてしまうと最悪の場合、アカウントを失い、永久にメルカリが利用できなくなるかもしれません。

知らず知らず転売をしないためには?

自身が知らず知らず転売をしてしまわないためにも、相場のチェックは注意して行う必要があります。定価と相場を調べ、10倍も20倍も価格が跳ね上がっているのであればそれは間違いなく転売だと言っていいでしょう。転売が必ず悪であるとは言えませんが、他のユーザーに悪印象を与え、アカウントに嫌がらせを受けたり、利用停止になることもあります。プレミア価格が付くと高額で販売したくもなりますが、購入者にとって良い価格設定をしている出品者が、より信頼できると言えるため、くれぐれも値段の設定には注意するようにしてくださいね。

まとめ

メルカリで物を販売する時は相場を確認すると思いますが、その相場が原価よりも高額なものであるとしたら、それは転売価格なのかもしれません。転売をするとアカウントが利用停止になることもありますから、価格設定は慎重に行うようにし、購入者に良心的な出品者を目指すようにしましょう。

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