今回は世の中に書店、リサイクルショップ、ブランドショップetc 買取や販売についての集客術をお伝えしていこうと思います。
ビジネスの仕組みでも買取し販売しているのは皆さんよく見かけると思います。
ゲームとか本とかDVDとか、一般的なユーザーで考えたらメルカリとかもある意味、買ったものやもらったものを販売しているので…ある意味節約術というのも、一種のビジネスかもしれません(笑)
今回はちょっと私用で知った買取系のサイトを元に色々解説していきたいと思います。
1.買取系の基本は…問い合わせの術をたくさん用いること!
掲載許可済 楽読書店さま
良く色々な販売や情報サイトもそうなのですが、選択肢の幅をWEBだけ!!など限定的に絞りすぎている場所が非常に多いです。
お問い合わせフォームから設置して電話番号を一切掲載しない。
実はこういったサイトはよく見かけます。もちろん社内で電話対応をする時間がない場合、人員が少なく問い合わせに対応するのが難しい場合など中小企業や小売店が抱える事情は色々かもしれません。
ただ、それは凄く勿体ない!チャンスロスに繋がっているかもしれません。
2.問い合わせを増やすならユーザー目線で考える。面倒くさい。よくわからないを徹底的に排除する
ユーザー目線から考えてみると非常にわかりやすいかもしれません。
問い合わせフォームのみだと文字を打たなければならない。ここは大きな手間です(自分はここが苦痛に感じる方)。特に年齢層が高いほど文字じゃわからないし、電話で申し込みたいという人は多い傾向にあります。
若い人やコミュニケーションが苦手な人に関しては、問い合わせフォームは便利な手段ではありますが。
色々なケースを考えてみると、ちょっと申し込む前に電話で2~3分聞きたいことがあるけど、電話番号の記載がない…。メールからしか質問受け付けてないんだ。良くわからないからやめよう。他社は電話で聞けるしそっちに問いあわせしてみよう。
ユーザーの面倒くさい、よくわからないという心理が働きそれが苦痛になるとと別の選択肢を探します。
本気でここに申し込みたいといった場合はその労力を惜しまないですが(他社より買取が高いとか、ちょっと状態が悪くても買い取ってくれるとかのメリットがあるとか)他と比べて何かデメリットが生じるとそれはマイナス要素でしかなく、圧倒的な勝てる要素がない限りは、問い合わせ前のユーザーは簡単に離れていきます。
3.自分本位で選択肢をなくさない。選んでいただく気持ち。
チャンスロスをなくすには、選択肢をつぶさないというのが大事。現場に出ることが多くて電話が出れないときがあっても留守番電話にメッセージを入れられるように対応し、折返しで対応したり、お電話が繋がらないときはメッセージでも大丈夫ですと問い合わせフォームに誘導したり、お客様への情報発信の伝え方は色々あります。
最近ではそもそもメールアドレスを取得していない人もいるので、LINEの申し込みを用意したりというのも重要です。最近のスマホ普及率は老若男女問わず使いこなしているかは別として(-_-;) LINEを使っている人も非常に多く、電話、メールフォーム、LINEなど問い合わせの選択肢を広く持つということがポイントになってきます。
これはWEBマーケティング的な考え方なのですが、人はアクションを起こせば起こすほど成約率が高くなってきます。人は不思議なものでよっぽどのデメリットがない限りは、費やした時間に対して、結果を求めるため費やした時間が無駄になることを嫌がります。
これは普通に考えても…時間が無駄になるのは誰でも嫌です(笑)
文字にするとシンプルですが、この当たり前がWEBで表現できているかが重要だったりします。
自分たちから営業をかけるよりも、問い合わせから対応した方が成約率が高いのがハードルを越えたからです。
営業をやられている方は詳しいと思いますが、良く言う商品(サービス)に対しての興味付けがあるかないかでも大きく変わってきてしまいます。
大きなポイントとしては選択肢を提示する。強制や強要をせず、お客さんが自ら選んで行動を起こさせる。問い合わせも電話して繋がらない(電話したという1アクション)。そういえばメールフォームがあったなぁー。忙しいときは出れないと書いてあるしこっちにしよう。
最初から問い合わせフォーム一択の選択肢にしてしまうより、他で連絡がとれないから、別の問い合わせにしようと、一つアクションをすることで次のアクションへのハードルを下げることができます。
お腹空いたから外食しよう。でも家から出るのが面倒くさい。一歩でも家から出たら、ああそういえばシャンプーがなくなりそうだし、ご飯食べたら帰りに薬局によってついでに買っていこう。
家から出るというデメリットが、一度アクションを起こすと次の行動が緩和されるそんなイメージです。
まとめ
WEBはある意味、通常の店舗と同じ。WEBだから選択肢を絞るのではなく、WEBだから選択肢を広げてあげることが大切です。対面で説明できないからこそ、痒いところにも手が届くコミュニケーションのツールはあればあるほど、ユーザーにとってもそれは使いやすいサイトになるので、色々視野を広げて取り入れてあげるのも優しさ、ユーザビリティの向上に繋がります。