メルカリでオファー依頼があれば、お断りボタンを押すだけでやり取りは終わるのですが、オファー機能がないカテゴリーではコメントで返答しなければなりません。マナーが悪い人との値下げ交渉でも、当たり障りなく返答できるようにしておきましょう。

購入者による色々な値下げ交渉


値下げ交渉と言っても、いろいろなパターンがあり、断りたいと思う理由も分かれてきます。
「○○円にできませんか」「○○円なら買います」といった礼儀がなっていない人は、いくら許せる範囲内のお値引き金額であったとしても取引はしたくありませんよね。
また、いくら丁寧な文章だとしても、大幅値下げは商品の利益を考えるとお断りせざるを得ない場面も出てきます。

コメントは削除できるとは言え、「無理です」「お断りします」といった冷たい態度では、たまたまコメントを閲覧した他の購入者からの信頼も薄くなってしまうので、いくらムカついたとしても柔らかく対応していくのがオススメですよ。

パターン別でみる断り方

・出品したてホヤホヤの商品の値下げ依頼
新規出品してから5分以内と早くに値引き交渉が来る場合もあります。希望金額で売れる可能性があるので、すぐに承諾しない方が賢明です。
「出品したばかりですので、今のところお値下げは考えておりません。しばらくたって売れ残るようでしたらお値下げ致しますので、お待ちいただければ幸いです。」

・丁寧な値引き交渉だけれど、希望金額が安すぎる
気持ちよい取引ができそうな相手でも、提示金額が低すぎる場合には、すぐに断らずに交渉してみましょう。
「ご提示いただいた金額のお値引きは難しいのですが、○○円ではいかがでしょうか。ご検討の程よろしくお願いいたします。」

・マナーに疑問を感じるけれど、値下げ可能範囲の金額内
長期間売れ残っている場合には、少し礼儀に疑問を抱いても、売れる可能性があるならば承諾したい出品者さんも多いでしょう。ですが、コメ逃げする可能性も高いので、一度買う気があるか確認するために疑問形で返答しておくのが無難です。
「ご提示いただきました金額でお取引させていただきたいと思います。商品に関する疑問点などはございませんでしょうか?」

・値段を提示してくれない場合
希望金額を提示してくれずに、お値引き可能かだけを質問してくる方の場合は、こちらからお値段を伝えずに「ご希望の金額をお伺いできますでしょうか」と相手に尋ねましょう。
端数切捨てや少額金額お値下げでも売れる確率もアップしますので、早く売りたい場合には「お気持ち程度で申し訳ないのですが、○○円(10円~100円程度)ではいかがでしょうか」と言ってしまうのもありです。

例文では省いてしまいましたが、文章の冒頭に「コメントいただきありがとうございます」「興味をお持ちいただきありがとうございます」。文末に「ご要望に添えず申し訳ございません。」「ご検討よろしくお願い致します」など、一言思いやりをプラスするだけでも印象が変わりますので、忘れずに使用していきましょう。

まとめ

お値下げ交渉を受けるのも受けないのも出品者次第ですが、相手の気分を害する言い方は控えた方が良いでしょう。
取引したくない相手とは、コメント削除してブロックしてしまう方もいますが、角を立てたくない人は、やんわりと流していくのがオススメですよ。

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