一口にSEO対策と銘打っても、実は内部SEOと外部SEOの2種類存在するということをご存知でしょうか。分けて考えることでそれぞれのメリットを受けやすく、対策もしやすくなります。
今回は、内部SEOと外部SEOの違いを解説した上で、より効果的な対策方法を紹介します。
内部SEOについて
まずは内部SEOについて確認していきましょう。
内部SEOとは
内部SEOとは、Webページの質を向上させるなど内部の評価を高めることによって検索上位表示を狙う方法です。
タイトルや見出しのタグ、ディスクリプション、alt属性、キーワードの最適化、XMLサイトマップ、リンクの設置などWebページ内の充実を図ります。
効果的な内部SEO対策方法
・タイトルタグの最適化を図る
Webページのタイトルはそのまま検索結果に反映されます。視認性が高く、要点が伝わりやすく、一目で読み切れる程度の文字数で設定するのがよいでしょう。
・ディスクリプションの最適化を図る
検索順位には影響しないものの、タイトルに次いで視認性の高い部分です。
Webページの内容について簡単にまとめておくことで概要が分かりやすく、自分に関係のあるコンテンツだと認識してもらうことができれば閲覧につながります。
・alt属性の設定をする
Webページ内で使用するimg画像について、概要となるキーワードを埋め込んでおくことにより検索の対象を増やします。あまり長く詰め込みすぎるとスパム認定される可能性もありますので、注意が必要です。
外部SEOについて
次に外部SEOについて確認していきましょう。
外部SEOとは
外部SEOとは、Webページへの被リンク数を増やすなど外部からの評価を高めることによって検索上位表示を狙う方法です。
Webページのコンテンツ自体の価値を高めることができれば自然と外部SEO対策ができることも多く、ユーザーが自然に拡散してくれたり、コンテンツと親和性の高い別ページにリンクを繋げたりすることが対策となります。
効果的な外部SEO対策方法
・SNSでのシェアを推奨する
Twitter、Instagram、FacebookなどのSNSへのシェアボタンを用意することで、そのWebページに魅力を感じたユーザーによる拡散効果が期待できます。
・自身でSNSに掲載する
新しいWebページを作成した際には、自信のSNSに掲載することによってより拡散されることを狙います。ユーザーに周知してもらうだけではなく、ブックマークや被リンクでの参照をしてもらいやすくなります。
・質の高いリンクを集める
外部SEO対策をする上で重要となるのは、質の高いリンクを集めることにあります。被リンク数が多くても、リンク元ページと関連性がなかったり、明らかな数稼ぎであるとアルゴリズムに判断されてしまったりした場合はスパムページとみなされる可能性もあります。
まとめ
SEO対策を行う際、内部SEOなのか外部SEOなのか、その中でもどの項目に重点的に対策をするのかなど作戦立てて行うことが重要です。
2つの違いを意識することで対策が練りやすくなりますので、覚えておきましょう。